トラウマの現実に向き合う ジャッジメントを手放すということ (創元こころ文庫) by 宮地尚子 ダウンロード PDF EPUB F2
この本は、トラウマの分析はよく書いてあるが、具体的な治療法については書いてありません。
分析は、多角的に書いてありますが、具体的な治療法については、よく書かれていません。
筆者の本は、多く読んでいますが、視野の広さがありますが、具体的な治療法が書いていない本が多いですね。
トラウマの治療法は、短期的には、安定剤や抗鬱剤などで、心の安定を取り戻し、中長期的には、EMDRなどのカウンセリングで、トラウマを消していくというのが2019年現在の常識になっています。
この本では、トラウマを抱えている人間によりそう形について書いていますが、それでは、支援者は、疲れ果てて、結局、病人も支援者も救われません。
しっかりと、トラウマの専門家の医者とカウンセリングを受けることが、トラウマの現実に向き合う事だと思いますね。
ちなみに、トラウマを抱えているのに、全く、医者に行こうとしていない人間には、どう説得したらいいのか、筆者には教えてほしいですね!医者に行かないで、トラウマを抱えて、周りに迷惑を抱えている人間は、沢山いると思えるのが日本の現実だと思いますね。トラウマを抱えている人間に対して、周りの人間が、寛容さの限界を感じて、かえって、トラウマを抱えてしまう現実があると思いますね。